合成界面活性剤の3つの危険性
必要な分の皮脂が落とされてしまうと、肌を守ろうとして皮脂がさらに分泌されてしまい、結果的に常に頭皮がべたついて頭皮環境を悪化させてしまうのです。
2つ目は、タンパク質を変性させてしまうということです。
髪の毛はキューティクルによって保護されていますが、これはタンパク質ができています。
合成界面活性剤は、タンパク質変性を引き起こすため、キューティクルを剥がしたり、ダメージを与えたりしてパサつきやコシのない髪にしてしまいます。
3つ目は一番危険性が高い、経皮毒というものです。
普通なら、皮膚というのは物質が染み込むことはないのですが、合成界面活性剤は細胞を破壊してしまうために浸透してしまうのです。
すると合成界面活性剤とともに他の化学物質や有害物質も浸透して行きます。
これが経皮毒と言われるものなのですが、経皮毒は一度体内に取り込まれると内蔵器官の働きをもってしてもなかなか排出されません。
排出されなかった経皮毒は内蔵器官などに蓄積してしまい、体に深刻な影響をもたらすことがあると言われています。
シャンプーの合成界面活性剤は微々たるもので、すぐに何らかの影響が出ることはありません。
ですがシャンプーは毎日使うものなので、使用するのであればこれらの危険性をしっかり踏まえておきましょう。